母との同居、在宅介護を始めて数年…
形としては在宅での介護ということになりますが、1日24時間、母を看続けているわけではありません

介護認定を受け、介護保険適用の介護サービスを利用しながら、自分の自由になる時間は確保できています

訪問介護、通所介護を利用してきましたが、今は通所介護のみの利用です

介護サービスを利用して

在宅介護を続けることができている理由… デイサービスの利用

通所介護は「デイサービス」と呼ばれ、利用者がデイサービス施設に出かけて、その施設で介護サービスを受けます
日帰りではありますが、健康チェック・入浴・食事・機能訓練などを受けることができます

また、一人では外出が困難となっている方や閉じこもりがちな方などのための社会参加・交流の場としての位置付けと利用者家族の介護負担を軽減するという側面的役割もあるようです



デイサービスは、利用者本人にとっても、利用者家族にとってもメリットの多いサービスだと思います
しかし、大勢の人がいる雰囲気が苦手、何かをやらされることの苦痛など、家族が利用を望んでも本人が拒否することもあります

実際に、今、ふたつのデイサービスを併用していますが、どちらも男性利用者はとても少ないです
にぎやかさやおしゃべりを楽しむのは女性の方が上手なのかもしれません
残念ながら、男性の多く、また女性の中にも苦手な方はいるようです

介護のように負担となることを続けていくのは相応の休息が必要です
デイサービスのメリットのひとつは、家族が手を休めることにあります

デイサービスの利用で家族は休息を

うちの母はデイサービスに行くのが大好きです
毎日でも行きたいくちなので、逆に休ませるのに苦労するほどです
1日24時間の内、昼間の大部分はデイサービスで過ごしてくれているので、その分、自分の看る負担は軽減されます
また、昼食を用意する手間がなくなるのも大きなポイントです

自分の自由になる時間があるからこそ、在宅を続けていける大きな理由です

よいサービスでも、本人の拒否があってなかなか家族の思うように利用できないケースもあるようです
せっかく用意されているサービスも、利用できないのならないのと同じです

その点、我が家は恵まれているなと感じるところです