世帯分離とは少し離れた話ですが、一般の方からすると「申告納税」と聞いても、特別何とも思わない、感じないことと思います

しかし、この「申告納税」というのは実に都合のよいことなのです

役所のつくる役所に都合のよいルール

誰に都合がよいかといえば、無論、役所にとって… です

「申告納税」は、納税者自らが税額を計算して申告し税金を納める… ということ…

仮に、「申告納税」ではなかったとしたらどうなるか…?
納税者すべての税額を役所が計算することになってしまいます

そんなに違いがあるか、と思う方もいるかもしれませんが、実際のところ、大違いで、 役所というところは、良くも悪くもきちんとしています

なので、税額計算もすべてきちんとしなければなりませんので、その作業量は膨大なものになります
「申告納税」のおかげで相当労力が軽減されているわけです

また、申告内容に間違いがあった場合、税額が少ない分には修正を求めますが、多い分には何も言いません

これって、結構おかしい話と思われるかもしれませんが、そこはやはり「申告納税」を尊重しているわけです

基本は、「申告納税」で、これを尊重する…
税額が不足している時だけ注意するが、税金が払い過ぎている時は何も言わない

これは本当に大きいことです

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家族は助け合うのが当然か?世帯分離の問題