高齢者が怪我をしてしまう、意外な場所として取り上げられる「家の中」
住み慣れた場所と言っても、体力や注意力の低下など、高齢者ゆえの問題があります
些細なことであっても、それが原因で、取り返しのつかない事態に発展してしまうこともあります
病は気から… と言われますが、大したことではないと思われたことがきっかけとなって良くない方向につながることがあります
ちょっとした転倒から、骨折、入院し、そのまま寝たきりになってしまうケースもあるようです
加齢とともに体力、気力が低下してしまうこと、そのものは防ぎようがありません
しかし、住まいのバリアフリー化や体力を維持するための食生活の改善など、加齢による健康リスクを軽減することはできそうです
アスリートの中にも愛好家がいるという「高野豆腐」ですが、良質なタンパク質として最適とのことです
栄養成分を見ると、高野豆腐の見た目の印象よりも、高カロリーな感じがします
良質なタンパク質の他、鉄分、カルシウム、カリウムなど、大豆で作られた大豆製品ですから、体によいのは間違いないようです
アスリートにも選ばれる食材なら、体力の強化、維持に期待できそうです
好みの問題もありますが、高野豆腐の中途半端なやわらかさ、歯応えが積極的に食べたいとは思えないという方もいます
しかし、高野豆腐を一般的に言われている温度ではなく「熱湯」で戻すことで、とてもやわらかくすることができます
「豆腐」と名が付いていても、水やお湯で戻しただけでは、普通の豆腐ほどやわらかくなりません
熱湯で戻すとやわらかくを通り越して、トロトロ感を感じられるまでになり、使える範囲がぐっと広がりそうです
熱湯で戻すだけとは言え、そのひと手間が、手間であることは間違いありません
利用しやすいように、あらかじめ細かくカットされた高野豆腐も商品化されています
こちらは熱湯で戻す手間なく、そのまま使えるので簡単便利です
サイズ的にも、味噌汁のトッピングにも利用できるので、利用範囲はさらに増えそうです
味噌汁やコーンスープなど、お湯を注ぐだけの商品は手軽に用意できるのがメリットです
味気ないという人もいるでしょうが、技術の向上などもあって、最近の商品はレベルが高くなっていると思います
スープだけでは、1袋当たり「62」キロカロリーでもの足りませんが、高野豆腐1個「87」キロカロリーを加えると150キロカロリーとなって、ご飯1食分弱に相当します
ゼリータイプの栄養機能食品は、180キロカロリーぐらいなので同等と言えそうです
栄養価が高く高カロリーと言っても、若者向けのこってりとした肉料理などは食べられない人もいます
体力をつけさせようと思っても、高齢者に用意できる食べ物にはいくつかの条件がありますし、続けられるものでなくては意味がありません
高野豆腐は乾燥食材なので、日持ちがする、高カロリーと非常食としても有効です
災害はいつやってくるかわかりませんが、寒い季節のために温まる食事を用意しておきたいところです