高血圧に悩んでいる方の対処方法のひとつは薬で血圧を下げることです
血圧を下げる薬には、いくつかのタイプ、種類がありますが、ひとつは血管を強制的に広げることで血圧を下げるというものです
血管が広がれば、血液の通りはよくなり、血液を送り出す力(=血圧)も少なくて済みそうです
しかし、体の中の血液の絶対量は決まっているわけですから、血管が広がっても、血管内はスカスカで血流不足になる可能性があります
薬の注意書きにある「めまい」は、脳に十分な酸素や血液が行かなくなることで起きる症状のようです
貧血気味のようにフラフラしたり、転倒しそうになることが多いなどの場合、理由のひとつになっているのかもしれません
血圧を下げることになるのは、血管を拡張させるだけでなく、血流をスムーズにすることでも減圧効果が期待できます
血管内をきれいにする、血液をサラサラにするなど、血流をよくするために役立つ栄養があります
言うまでもなく、血液は体中に必要な栄養を届ける大変重要な役割を担っています
高血圧対策としても有効なことですが、体をより健康に保つ上でも大事な役割を果たしてくれそうです
最近、注目されるようになった炭酸泉ですが、日帰り温泉などで、人工の高濃度炭酸ガス発生装置を使い、1000ppmの高濃度炭酸泉を再現しているところがあるようです
炭酸泉の多く出るドイツでは、「心臓の湯」と呼ばれて、伝統的な医療法として用いられているようです
炭酸泉の効能には
肩こり、腰痛、関節痛の緩和、自律神経障害の抑制、冷え症の改善、疲労回復、高血圧、 心臓疾患の改善、アストリンゼン効果などがあります
炭酸ガスは、皮膚から体の中に吸収される数少ない物質で、体内に吸収された炭酸は、 毛細血管を拡張し、血行が促進されるということです
温泉などの大きな風呂にはリラックス効果もありますので、たまには心身、それに血管とともにリフレッシュさせてみるのもよさそうです
血圧は常に一定ではなく、いろいろな要因によって上下することは誰にでもあることです
病院での診察時や健康診断の時など、一時的な計測だけでは正確な判断は難しそうです
電池式で手首に巻くだけで計測できる小型の血圧計もあり、どこでも手軽に測定できるのがよいところです
継続的に計測することで、自分の血圧がどの時に、どのようになっているのか把握できそうです
栄養素のひとつ「カリウム」には余分な塩分を排泄し、血管拡張作用もあることから、「天然の降圧薬」と呼ばれているそうです
血管を拡張することで血圧を下げる降圧剤の効果を「カリウム」にも期待できるということです
食事の中に、カリウムを多く含む食材を取り入れることも高血圧対策として有効となりそうです
薬に頼らず、日々の食事の中で改善できるのであれば、リスクの少ない方法と言えそうです