電話や文書などの一般的な督促催促では、問題解決への進展が見込めないと判断されると法手続着手、法的手続きへと移行します
法的手続きとは、法律に基づいたもの、裁判所に関連した手続きとなります
裁判所からの「口頭弁論呼出状」は書留郵便で送られてきます
書留郵便というのは、受取人の受領が必要で、1週間以内に受領しないと差出人に返送されてしまいます
つまり、受け取る意思がなければ、受け取ることを拒否することができるものです
しかし、受領を拒否しても、裁判所からの警告通知書が普通郵便で送られてきます
普通郵便は、ポストに投函される一般的な郵便ですが、無視しても手続きはそのまま進行しますと警告があります
裁判所からの口頭弁論呼出状の受け取りを拒否してもいいことはありません
裁判所から送られてくるこの書類の中にある文書はとても重要なものなのです
裁判所から口頭弁論期日呼出状が書留郵便で送られてきます
ローン会社が裁判所に訴えたということです
これを受け取るのが初めての方ならば、とてもショックなことかもしれません
しかし、これが、問題解決のためのスタートとなるのであれば、よい機会と考えることもできます
送られてきた口頭弁論呼出状及び答弁書催告状の裏面には、答弁書の書き方が記載されています
実際に、裁判所に出向くことができなくても、答弁書をあらかじめ裁判所に送っておくことで、自分の考え、意思を伝えておくことができます
むしろ、そういうケースが多いからこその記載例とも言えます
記載例というのは「よくある事例」を参考として取り上げることが多いものです
この段階における、解決方法、選択肢のひとつとなりそうです
裁判所から送られてくる「口頭弁論呼出状及び答弁書催告状」の書類の中には、別紙として「分割払いを希望される方へ」という書類が同封されています
記載例には、最初から分割返済の記入例が記載されています
つまり、一般的によく用いられる内容であるということです
この書類から、現実的な判決、対処例ということが見えてくるかと思います
送られてきた口頭弁論呼出状及び答弁書催告状には、答弁書が同封されています
答弁書と言っても、とてもシンプルなものです
指定期日に、裁判所に出向くことを基本としていますが、現実には、答弁書の送付だけというケースが多いわけです
この答弁書を裁判所に送ることで、問題解決のための自分の考え、意思を伝えることができます
ですから「必ず」この答弁書は指定期日の1週間前までに裁判所に送っておきます