時代の流れ、技術や商品開発のスピードが速くなっています
10年一昔と言いますが、10年どころか、3年先を見極めるのも困難な時代です
あまりの速い展開に、ルールや法律が追いついていないことがあります
マイホームを所有すると毎年払うことになるのが固定資産税です
不動産を初めて所有した方なら「毎年こんなに払うの?」と思われるかもしれません
そういう税金があることは知っていても、制度や仕組みを理解している方は決して多くはないと思います
この法律がつくられたのは「リフォーム」という言葉が一般化される前の時代です
当然のことながら、法律の中には「リフォーム」という概念がなく、
建物に対する税額は「新築時」に計算するものとなっています
新築後に、リフォームされても「再計算されることはなく」新築時の評価が続くことになります
新築時に「完成度70%」の家なら、建物の評価も、税額もずっと低いままということです
税金を安くすることを目的にしようとは思いませんが、そこを意識することで「別のメリット」を期待できます
実際に住んでみて、実際の環境を肌で感じることで、必要な判断を行えば、無駄な出費をしなくて済みます
新築時に無駄な出費をしてしまうと、住宅ローンで余計な金利を払うことになるばかりか、建物の評価も高くなって割高な税金を払うことにもなります
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住まいの完成度を高めるために使える住宅ローンで選択肢が広がる