コラム −必要なもの 収納 −
限られた予算の中で考えて・・・
でもどうしても必要なもの・・・収納
例えば、「部屋が8畳間で収納なし」と「部屋が6畳間で収納2畳分」では
同じ床面積でも固定資産税に差がつきます。無論、後者の方が安くなります。
一般的に収納スペース内は部屋の内装のような仕上げをしないからです。
8畳間でも家具を置いたりすれば、実際の広さは8畳より狭くなってしまいます。
逆に6畳間でも大きな家具がないと広く感じるものです。
無理して大きな空間(=部屋)を作るのなら、ウォークインクローゼット、納戸を確保して、狭い部屋を狭いように見せない工夫をするべきです。
その方が建築コストも下がり、耐震性も向上します。
参考例
ウォークインとは呼べない造作の下駄箱?です。
奥行き700mm、幅400mmです。
できるだけシンプルな玄関にしたかったので、既成品の下駄箱は置きたくなかったのですが、かと言って、ウォークインの収納スペースをとれるほどの余裕はない・・・。
結果、このような大きさになりました。それでも天井までの高さ(2400mm)があるので、相当な収納力です。
棚は、どこにでも付けられるように(釘やビスがきくように)両面の壁ともコンパネ仕様です。

上部にはハンガーバーを付けました。
長物を吊るしたり、カッパなどもかけられます。
問題は、前面の仕上げなのですが、ローコスト、低価格をテーマにしているので、既成の建具は使いません。
レースのカーテンを扉代わりに使用します。
コラム −必要なもの ペアガラス −
せっかくの暖房器も断熱がしっかりできていないと効果が発揮できません。
窓など開口部から熱が逃げてしまうのは、大きなロスとなります。
ペアガラス(二重ガラス)はぜひ採用してほしいと思います。
これは一般的なガラスサッシで、結露が生じてしまった状態です。
このようにカビが発生してしまいます。
(白い部分はカビです)
小さなお子さんがいるのであればなおさらお勧めします。
結露が起きるとカビの発生につながります。このカビが原因となってアレルギー疾患の要因にもなるからです。
すでに、喘息やアトピーなどにかかっているのであれば、結露が起きにくいペアガラスは必須といえると思います。
本当は、サッシ部もアルミではなく、樹脂製のものが最高なのですが、高価なので、例えば子供部屋だけ採用するなど検討してほしいと思います。
コラム −必要なもの 快適バスルーム −
日本人が好きなもの・・・お風呂
1日の疲れを癒す・・・
癒しの空間・・・
私もお風呂は大好きです。
で、どうしてもちから(=予算)が入ってしまうところです。
ひとり30分入ったとしても家族4人なら、1日2時間しか使われない空間・・・
でも、単純に時間だけでは計りきれない価値があると思うのですが・・・
個人的な思いがかなり入りこんでいるところではありますが、ここだけはちょっとだけ贅沢?したくありませんか?