コラム −住宅設備 オール電化の行く末−
電気の最大の欠点は貯めておくことができない点です。
電気を貯めておくことができないから、別のエネルギー(お湯)に変換して有効利用しているわけです。
電気を電気のまま貯めておくことができれば、一番いいのですが・・・。
仮に一般家庭が1週間に使用する電気を貯めておくことができるバッテリーシステムが100万円以下で売り出されれば状況は一変するのではないかと思います。
当然、自己発電(太陽光、ガスなど)を組み合わせることで、一般家庭で使用する電気は各家庭で発電して賄うようにできるわけです。
家庭用電池の開発は、ソーラーパネルの大手シャープと住宅メーカーの大和ハウスがすでに着手しています。
(発売時期2009年)
そのほかにも、家庭用電池について、開発を始めているメーカーがいるようです。
当面の課題はコスト。
ただ、液晶テレビを例にとっても、年々価格は下がって、2年経つと半分ということも珍しくありません。
ソーラーパネルによる発電はCO2排出抑制の観点からも国の施策の後押しが必ずあるはず。
国も相当の覚悟がなければ、2050年にCO2排出量を50%に・・・なんて宣言できないでしょう。
おそらく5年経たずにスタンダードになるような気が・・・
エコキュートや電気温水器など、大きな貯湯タンクが不要となる日が・・・来るかも。
コラム −住宅設備 オール電化の行く末 その2−
東電が来年(2009年)1月から標準家庭で月額800円の値上げの可能性があると発表しました。
オール電化住宅は、いわゆる標準家庭の標準仕様とは異なるので、負担増は800円以上となるのでしょうか?
そもそも原子力を主力にしたい思惑が、度重なる事故の発生やその隠蔽、さらに地震による柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の停止によって、大きく狂ってしまっています。
原子力発電に過度な期待はできない・・・
火力発電は、コストがかかる、二酸化炭素の排出量が増える・・・
太陽光発電はもう少し時間が必要・・・
負担が増えるのは、電気だけではなく、ガスや石油も同じですが、いままでのシュミレーション(月額負担比較など)を見直す必要があります。
コラム −住宅設備 自己発電の行く末−
家庭用の自己発電装置としては
太陽光
風力
ガスなどがあります。
現在(2008.5年)の最大の課題は、発電した電気を貯めておくことができないことです。
もし、一般家庭で使用できるバッテリーシステムが安価に提供されるようになれば、一般家庭で使用する電気の相当分を賄うことができるようになるはず・・・。
CO2排出抑制という地球規模の命題を背負っている以上、国の後押しも相当期待できます。
以外に早い時期に自己発電がスタンダードになる日がやってくるかもしれません。
コラム −住宅設備 20年、30年で本当に元はとれるか?−
例えば、ある用途の住宅設備について、複数のメーカー、複数の方法・方式があって、比較検討しようとしたとします。、
使いかってや効果はどうか?
初期投資はどうか?
ランニングコストはどうか?
例えば、床暖房について・・・
床暖房のじんわり感がいいと、体にいいと人気があるようですが、光熱費がお得になるというのはどうかなと思います。
床暖房と同じような暖房器に電気カーペットがあります。
電気カーペットは、床暖房に比べてはるかに安い金額で設置することができます。(施工費も不要)
ただ、ランニングコストが高いといわれてしまいます。
でも、それは今現在のことで、家電の省電力化は年々進んでいます。
10年経つと消費電力が60%近くになってしまうものをあります。
ましてや20年、30年で・・・という比較はどうなんでしょうか?
10年前にテレビはどうでした?
あっと言う間に薄くなり、省電力仕様になってしまいました。しかも安く・・・。
もし、今使われている冷蔵庫や洗濯機が7年以上前のものでしたら、新居での生活を期に買い替えをお勧めします。
効果が疑わしい住宅設備にお金を使うよりも確実に光熱費を抑えてくれるはずです。
コラム −住宅設備 暖房・・・我が家の選択−
今回、3棟目の建築(2008.7)にあたり、暖房について検討しました。
結局、オール電化やエコウィルは時期尚早ということで見送ることとしたため、床暖房などは対象外となり、選択肢もなくなってしまいました。
ただ、気になっていた暖房器がひとつ・・・
ここ数年、北海道や東北地方で設置件数を伸ばしている蓄熱式暖房器です。
夜間に蓄熱した熱を昼間に放出するもので、床暖房より高効率らしいです。
構造が単純なのでメンテナンス性も良好。
床暖房より若干安めでコストパフォーマンスに優れ、完全な家電なので、固定資産税の対象にもなりません。
我が家の場合、オール電化を選択していないので、割高になってしまいますが、どのくらいの威力を発揮してくれるか、はじめての冬、ちょっと楽しみです。
コラム −住宅設備 洗面所・・・我が家の選択−
洗面化粧台もシステムキッチンほどではないにしろ、システム化されたシリーズものは、それなりに高価です。使いかってもおしゃれ度も良いのですが・・・
我が家のテーマのひとつ・・・ローコスト、低価格。
その仕様は・・・
TOTOの洗面台(シャンプー付き)の下台のみを選択。
上半分はオリジナルです。
ラティス・・・ホームセンターで3000円くらいのもの。ホワイトのステインで着色しました。
ミラー部・・・ホームセンターの特売品。2000円。フレームはオフホワイトにペイント。
ミラー周りのアイビーは本物です。3年くらいで写真のようになりました。
ミラーフレームにアイビーをステンシル。
ステンシルした時は、本物のアイビーはこれほど育ってはいませんでしたが。
アイビーは、日当たりのない屋内でも写真のように元気に育ってくれます。寒さにも乾燥にも強くて、育てやすい植物です。