コラム −ローコストの工夫 玄関下駄箱−

一口にローコストと言ってもいろいろな方法、手法がありますが・・・

過度な住宅設備を控えるという一例です。
システム化(規格商品)された下駄箱シューズボックスではなく、造作による収納スペースとしての下駄箱シューズボックス?です。
造作収納下駄箱
ウォークインとまではいきませんが、造作の下駄箱シューズボックスを玄関の脇に用意しましたです。
(奥行き700mm、幅400mm)
できるだけシンプルな玄関にしたかったので、既成品の下駄箱は置きたくなかったのですが、かと言って、ウォークインの収納スペースをとれるほどの余裕はない・・・。

結果、このような大きさになりました。それでも天井までの高さ(2400mm)があるので、相当な収納力です。
棚は、どこにでも付けられるように(釘やビスがきくように)両面の壁ともコンパネ仕様です。
造作収納下駄箱

上部にはハンガーバーを付けました。
長物を吊るしたり、カッパなどもかけられます。
造作収納下駄箱

ローコスト、低価格をテーマにしているので、既成の建具は使いません。
レースのカーテンを扉代わりに使用します。

造作収納下駄箱

レースのカーテンが自然な感じに見えるよう、カーテンレールが見えないように収納スペース内に隠れるようにセットしました。

コラム −ローコストの工夫 照明器具−

照明器具に限らず、カタログを見ながら、あれこれ選ぶのは結構楽しいものではありますが・・・

新築した家一軒分の照明器具となると費用もそれなりに必要となります。



バスルーム風呂に通じる洗面室サニタリーに採用した照明は、とっても簡易なものです。
昔流に言えば裸電球ひとつ。
なんとも貧乏くさい感じではありますが、電球型蛍光灯パルックボールのボール形状なら見た目、そんな感じはしません。

天井が白系の色ならば、光の反射が期待できる形状なので、効率もよく、60Wひとつでも十分な明るさです。
もちろん電球型蛍光灯なので、実際の出力は10W。
家計にもやさしいです。



天井に取り付けたのは、右上の電設部品です。ホームセンターで、1個150〜200円くらいです。
元は写真のように黒色なので、天井の色、パルックボールの色に合わせて同色にペイントしてから取り付けました。


どこにもというわけにはいかないかもしれませんが、トイレや洗面、クローズの台所キッチンなどには使えるのでは?
また、ボール形状の照明器具で統一するのも面白いかもしれません。


コラム −ローコストの工夫 洗面化粧台−

ローコストの洗面

参考例

洗面化粧台 TOTOの下半分(台)のみ 21,000円
トイレ TOTO ピュアレストEX 67,300円

合計 88,300円
ローコストの洗面化粧台 棚
合板を使って、棚を作成、設置しました。

壁内部には、あらかじめビスやくぎがきくように合板を貼ってあります。(石膏ボードの場合は石膏ボード用のビスなどが必要となります)


鏡を取り付けるための表板と照明用の配線を施しました。
カットしたランバーコア合板
使用した合板は、ランバーコアです。
コンパネと呼ばれるラワン系などに比べ、値段は高いのですが、表面がきれいなので、お勧めです。
他にもシナ合板もきれいです。

合板は、一般的な1枚のサイズが 910mm×1820mmなので、幅300mmで縦にカットすると合板1枚から幅300mmの板が3枚用意できます。
ホームセンターのカットサービス
長さ1820mmをまっすぐに正確にカットするのは大変、面倒です。

ホームセンターのカットサービスを利用するのがお勧めです。


この板は、ロイヤルホームセンター橋本店で購入、カットをお願いしました。
製作が楽になるだけでなく、運搬も楽になります。