蓄熱式暖房器は、通常、本体内部の蓄熱体の加熱に200Vの電気を必要とします
オール電化住宅ならまったく問題はありませんが、オール電化住宅でない場合は、深夜電力のみの単独契約を電気会社と結ぶことが必要です
この場合、蓄熱体の加熱に200Vを利用し、本体の制御系に100Vを使用するタイプの蓄熱式暖房機を選択する必要があります
あらかじめ、設置しようとする場所に電気配線を施しておく必要があります
また、蓄熱体は、かなりの重さ(200kg〜)になりますので、設置場所付近の床を補強しておく必要があります
補強と言っても根太を支える金具等を設置するだけで十分な効果を得られます
高額な設置費用を見積りしてくる業者は要注意かもしれません
床下補強事例 根太補強器具はホームセンターで買えます DIYでも可能です
簡単に言ってしまえば、蓄熱式暖房器の重みで沈まないようにする「つっかえ棒」です
根太を支える器具は、金属製やプラスチック製、上下幅の調整ができるものなど、大きさはもちろん様々なタイプが
揃っています
自分で設置するのであれば、プラスチック製で上下幅の調整が可能なタイプがお勧めです
根太と基礎床の間にセットして、ネジ調整でしっかりと固定させるだけです
【まとめ】
蓄熱式暖房器の設置には、200Vの電力が必要となる
蓄熱式暖房器の設置場所付近の床は補強が必要、ただし高額な見積りを出してくる業者は信用できない