ガレージ内に十分な収納スペースを確保したつもりでも、結局のところ、収納スペースが不足気味になって、物置を作ることになりました
普段使わないスペアタイヤや新たに購入した電動工具などの収納場所、作業場所がが欲しくなったのです
自慢の庭に、いかにも「物置」というスチール製のものは置きたくないと思います
スチール物置の無機質なイメージがアンマッチで、ガーデニングに力が入っていれば入っているほどそう感じるようです
そんな方は、やはり、木製の物置を選択するのではないかと思います
完成品を購入するか、プロに作ってもらうか、キットを買って自分で組み立てるか、選択肢はいくつかありそうです
ガレージライフというより、自慢の庭ではありませんがガーデニングを意識した外観にしました
ガレージの横、母屋の外壁に張り付くように施工します
ウッドデッキを作る要領で、床面のベースを作成します
まずは、基礎の上に根太を固定して、地面に近い場所なので、虫や湿気を考慮して防腐剤を塗っておきます
レッドシダーなど、防虫、防腐効果の高い材料を選択する場合でもより耐久性が増します
床下の黒いシートは防水シートで、床からの湿気を防ぎます
根太の上に床のベースとなるコンパネを貼っていきます
床面ベースができたら、次に壁を立ち上げます
2×4材を使って、先にフレームを作成し、床面の上に立ち上げていきます
このあたりは、ガレージ内の床の施工と同じような作業です
ひとつのフレームサイズを、1800×900を目安にすると材料に無駄がなく、施工も容易です
1フレームづつ立ち上げ、連結していきます
床面に貼ってあるのは防水シートです
壁を立ち上げたら、屋根を仕上げていきます
屋根も基本的にフレーム構造で、上にコンパネを貼り、防水用のルーフィングシートを貼ってから、アスファルトシングルで仕上げています
ルーフィングシートは、合成繊維不織布にアスファルトを染み込ませた防水シートです
立ち上げた壁用のフレームに、外壁・内壁を貼っていきます
外壁用には、1×6材(レッドシダー)を貼っていきます
外壁に使用したレッドシダー材には、浸透性の防腐塗料を塗っています
ドアは、完成されたドアユニットではなく、外壁に合わせたオリジナルです
用途的に、それほどの密閉性を必要としないので、自作としました
内壁用には、コンパネを貼っていきます
用途からいえば必要なさそうですが、外壁と内壁に挟まれた空間には安価な断熱材を入れています
コンパネのままでも問題なかったのですが、見える部分だけ、仕上げ用としてクッションフロアを貼っています
クッションフロアは、本来は床に貼るものですが、文字通り、弾力性があるので、 壁にかけておく工具などの当たりを気にしなくて済みそうです
ベースがコンパネなので、釘やネジが効き、後からちょっとした棚なども加えることができそうです
また、簡単な作業ができるように作業台を設置しましたが、こうなると、物置というより、作業小屋、ワークスペースという感じです
壁面の窓も屋根につけた天窓も、ガラスではなくアクリル板です
これも加工が容易であるということで選択しました