多額の貸付によって問題になった多重債務問題ですが、自己破産の増加などの問題に伴い、貸し付ける段階で規制が設けられることになりました

金融総量規制…　年収の３分の１までという貸付制限が設けられたことで、 それまで自転車操業的に延命を図ってこれた人も新たにお金を借りることができなくなりました

金融総量規制では、無担保の場合、年収の3分の1までが借り入れの限度です

しかし、不動産担保ローンを活用するとお金を借りることができる場合があります

他のローン商品よりも、不動産担保ローンの良い点と言えるところです

ただ、不動産担保ローンで融資を受けられたとして、 融資の契約を結ぶには事務手続きに関するお金、手数料なども払わなければなりません

お金を借りるために、別のお金を払うことになります

もちろん、利息を払うことは言うまでもありません

それらのお金を払っても、それでもなお、お金を手に入れる必要があるのかどうか…

事業の運転資金のように、将来の収入に結びつけることができるものは、やむを得ない選択と言えると思います

事業以外にも、取り急ぎお金が必要になる場面はあります

単なる問題の先送りではなく、止むを得ない事情、状況があるのなら選択肢のひとつになると思います

決して安くはない経費が必要となりますので、十分な検討が必要です