国民の生活習慣などを把握するために厚生労働省が行った調査結果…
所得の低い人ほど、米やパンなど穀類の摂取量が多く、野菜や肉などの摂取量が少ないことが分かりました
厚労省の見解では、所得の低い世帯の人の方が食事に関する意識が低かったり、
時間の余裕がなかったりして、手間のかからない主食中心の食事に偏っているのではないかと…
たしかにそういうこともあるのでしょうが、やはり、「お金」の問題でしょう
限られた収入の中で、どれだけ食費に使うことができるか… ということ…
例えば、ちょっと大きめのトマト1個なら150円で売られています
しかし、150円出せば、食パン1斤を買うことができます
食パン1斤あれば、とりあえず空腹を満たすことができますが、トマト1個では…
偏った食事は、体に不具合を生じるきっかけにもなります
結果的に、病院、薬を頼ることになれば、医療費のかかる負のサイクルにつながります
決して贅沢な食事を求めるわけではありません
最低限、必要な栄養を摂取することができる食生活を…