今じゃないと、この機会でないと… そんな風に人に勧められることがあるかもしれません
しかし、本当にそうでしょうか… ?
たしかに、マイホームの購入というのは多くの人にとっては一大イベントです
これほどの高額な買い物というのはそれほど経験できることではないでしょう
だからこそ、いつもの感覚と違ってしまうことがあります
せっかくだから、どうせなら、と冷静な判断ができずに予算をオーバーしてしまうことがあります
たしかに、床暖房を付けるのに必要な 60万円というお金は、家の総額の中でみれば決して高いものではないかもしれません
新築後、後から床暖房を付けようとして、60万円を捻出するのは大変だから、という考えもあるでしょう
しかし、どちらにしても払う金額に違いがあるわけではありません
新築時に床暖房を付ければ、住宅ローンの金利分は余計に払うことになります
新築時に付けた床暖房は固定資産税の対象にもなります
新築時はパスして、リフォームで床暖房を付けるというのはどうか…
資金が問題と言うのなら、リフォーム専用の商品、リフォームローンもあります
利率が高いと思われるかもしれませんが、より重要なのは利率ではなく、返済総額です
たいした金額ではない… と簡単に考えるような時期ではなく、あえてハードルの高い時期に考えることで、
本当に必要なものなのかどうか、より冷静な判断ができると思います
【まとめ】
「せっかくだから」「どうせなら」という判断はそもそもおかしく、判断の本質を見失っている
何事も、簡単だと思うことには、相応のリスクも含まれていると考えるべき
【次記事】
どうしてもじんわり暖かいがほしいのなら…