ガレージ内の収納には、合板コンパネを多く活用しています
加工のしやすさと何と言っても安価なことが理由です
通常、このような収納棚を作ろうとすると、幅(奥行き)200~300mmの板材を使用することになりますが、最も安価な集成材でもコンパネの比ではありません
コンパネは見た目の悪さが欠点ですが、このような収納棚としての使用なら、見えるのは木口だけなので、欠点を補えます
合板コンパネは、通常、1800×900mmというサイズでホームセンターなどで販売されていますが、ホームセンターの中には加工サービスがあるので、このサービスを利用して幅300mmにカットしてもらい、コンパネ1枚を3枚の幅300mmの板材に加工してもらいます
長い直線を正確にカットするには手間と時間がかかります
縦方向のカットができていれば、長さの短い横方向のカットだけで済むので、これだけで格段に作業が簡単になります
厚さ12mmのコンパネなら、1枚でも相応の強度がありますが、積み重ねることで、さらに強度が増すので、さほど強度のことは考えなくても大丈夫だと思います
雑誌もまとまった冊数になると相当の重さになりますが、この程度ではびくともしません
より重量のあるものを乗せる予定があるのなら、縦板の枚数を増やすだけで簡単に強度を高めることができます
安価な合板コンパネ製とは言え、見える部分、気になる部分だけでも手を加えれば、相応に仕上げることができます
気になるところ、前から見える部分だけ、缶スプレーで塗装しておきます
雑誌など、コンパネとのあたりが気になる場合は、雑誌に触れる部分だけ、保護材を貼り付けておきます
保護材として利用したのは、「プラダンボード」というプラスチック製の養生用資材です
ホームセンターで、1800×900サイズが1枚200円前後で手に入ります
非常に軽いものなので、普通のカッターで簡単にカットすることができますが、そこそこの強度もあります
収納棚の内部、床面と横面にスプレー糊や両面テープなどで貼っておきます