大好きなガレージの中で、お気に入りの音楽を聴きながら過ごすのもよいのですが、天気のいい晴れた日にはウッドデッキで過ごすのもいいものです
愛車を走らせている時の風も気持ちいいけど、ウッドデッキを抜ける風もまた気持ちいいものです
ウッドデッキも人が乗るだけなら、普通に作ればいいのですが、重量物(車やオートバイなど)が載るとなると強度の確保が問題となります
このウッドデッキは、車が載る前提として、200mmの鉄筋コンクリート造りの上に、厚さ30mmのウリンという木材で仕上げています
ウリン材は強度があり、頻繁に車が往来しているにもかかわらず、施工後、5年以上経っても、ひびや割れなどはほとんどありません
ウリン材は、表面がすべすべしていて、素足で歩くのが気持ちいい、お勧めのデッキ材なのですが、近年は入手が難しくなっているようです
同じ強度の木には、海ほたるや公共施設などでも使用されるイペ材などもあります
ウリン材やイペ材などの高強度の木は、腐りにくいので持ちが断然よいのですが、その分、値段が高くつきます
安価な2×4構造材の2~3倍、レッドシダーの1.5~2倍くらいかもしれません
それでも、地面に低い位置で床材として使用するのならウリン材やイペ材をお勧めします
実は、最初は、安価な2×4構造材を使用しました
保護塗料を十分に塗ればカバーできると考えたのです
しかし、結果は5年持ちませんでした
地面に近いと雨上がりなどで乾きにくい、湿気の影響など、想像以上に厳しい条件なのでしょう
繰り返し保護塗料を塗る手間や再施工する手間を考えると材料費を惜しむべきではないと思います
ウリン材にした後は、保護塗料を塗る必要もなく、腐る心配もなく、トータルで考えるとコスト的には雲泥の差があると思います