世帯分離の申請書には、「どうして世帯分離するのか」という理由を書く欄はありません
世帯分離以外の住民票に関する手続きについても、どうして転出するのか、どうして引っ越すのか、いちいち理由を言う必要はないはずです
しかし、世帯分離については、窓口職員に理由を聞かれることがあるようです
すべての自治体の窓口というわけではなく、一部にそういった窓口があるということです
相談を受ける内容の中に、「世帯分離の手続きがうまくいきません」というのがあります
要は、申請させてくれないというものです
「ないもの」を望むような、決して無理なことを望んでいるわけではありません
それでもダメなのは「ダメな理由」があるということです
世帯分離するためには「特別な理由」がないと申請させてもらえないらしい…
このままでは生活が苦しく大変なので、少しでも家計の負担を減らしたい
というのは、「特別な理由」にはならないようです
本来、生活を維持すること、生活をする上でのお金のことというのは、かなり重要なことだと思います
しかし、住民が思う重要さと、役所が判断することは必ずしも一致するわけではありません
本来、世帯分離の手続きに理由を書く欄はありません
いつ、どこに引っ越しても、本人の自由なように、世帯構成をどうするか、世帯を分けるかどうかは本人の自由です
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それを言ったら、あなたは「そうする」から言えません… 世帯分離するための特別な理由