相手によって対応を変える…
これは、役所の職員に限った話ではなく、何の商売でも人間関係でも普通にあることです
押し切れそうなら押し通し、無理そうなら妥協案を提示してみる…
以前、大津市であった事件…
大津市役所に生活保護の申請に訪れた男性に、生活福祉課の男性副参事が
「最低でも10日間は野宿しないと生活保護申請は認められない」
などと説明し問題になった事件がありました
申請をさせたくないがための嘘なのですが、「市の内規に書いてある」などと根拠のない条件の説明を繰り返したということですから、かなり悪質な対応と言えそうです
しかし、すべての申請者にこんな説明をしていたとは思えないので、この被害者は、こんな「いい加減な理由」でも大丈夫だろうと判断されたのかもしれません
つまり、人を見て対応を変えているということです
世帯分離についても、いろいろなケースが報告されています
世帯分離できたケース、できなかったケース…
大津市の事例は極端な事例ではありますが、これと言った根拠のないことをあたかも「決まっている」かのように説明する職員もいるようです
余談ですが、一般的に「法律」と言うものには、自治体が独自に定める条例なども含めた意味に使われます
先の大津市の職員の言った「内規」というものには、「対応マニュアル」のようなものを指して言うこともあるのでご注意ください
※対応マニュアルは、法律ではありません