ひとつ屋根の下に住んでいるのに、住民票を分けられるのが、とにかく気に入らない自治体があります
とにかく「認めないという前提」なので、何をどう話しても世帯分離は無理なようです
その気がないので、とにかく無理難題を提示してくるようです
玄関が分かれているかどうかという質問をされたという事例があります
販売されている住宅商品の中に「二世帯住宅」というカテゴリーがありますが、明確な要件基準があるわけではなく、 言葉のとおり、二世帯がいっしょに暮らせる住まいということです
玄関が分かれている、台所が分かれている、風呂が分かれているなど、間取りや住宅設備の配置、仕様は、メーカーごとに様々です
もちろん、どれが正しいとか、良いとかの基準はなく、それぞれの家族の価値感や生活スタイルによって自由に選択することができます
玄関を分けていないとダメだと言うのなら、普通の家ならリフォームでもしない限り無理と言えそうです
二世帯住宅には、玄関はひとつでも、インターフォンは二つあって、それぞれの世帯が独立した生活をしている場合もあります
そもそも、玄関が分けれていることが、家計、生計を分けていることを証明することになるのでしょうか?
さらには「メーターを分けているか」と問われた事例もあります
メーターというのは、水道光熱費に関することと思われます
家計、生計を別にしているのなら、メーターも分けるべきだと言うことのようです
しかし、電気メーターはまだしも、水道やガスとなるとほとんど不可能に近い条件です
二世帯住宅でも、各種メーターを分けることは少ないと思いますし、そもそもメーターを分けなくても、料金は半分づつとか、人数で按分するとか、 その家族の中でルール化すれば済むだけのことです
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明確でない線引きと実態調査 家計を分けているかどうかの確認 世帯分離の問題