人それぞれに「生活スタイル」があると思います
何に、どれだけお金を使うか、1週間、あるいは、1日の中をどうやって過ごすか…
毎日違うという人はいないと思いますが、定着しているとは言え、不変的なものでもないはずです
例えば、ガスと電気を併用していた人が、オール電化に変えようとする場合…
電気の契約にはいくつかのプランが用意されています
仮に、夜間の電気代が安くなるようなプランであれば、深夜帯の電気代が安い時間に電気を使う洗濯や炊飯などを行い、割高になる昼間はなるべく電気を使わないように生活を変える、工夫することはごく当たり前のことです
生活費の軽減になるのなら、金銭的メリットがあるのなら、その条件に合うように、 自身の「生活スタイル」を変える人はいると思います
世帯分離の問題についても同じようなことが言えると思います
介護保険や健康保険、医療などの負担算定にはそれぞれに条件がありますが、今の「生活スタイル」が、どの条件に合うのかではなく
負担が減る「生活スタイル」に、今の生活スタイルを変えるということです
こういう考え方に問題があると言うのなら、算定方法を見直せばいいだけのことです
そもそも本人の負担算定に、家族とは言え「他の人の所得を合算する」というシステムに 問題がないのか、実態に合っているのかどうか…
一緒に住んでいるからと言って、財布の中身も共有しているとは限りません
ひとつ屋根の下で暮らしていても、お金のやりくりはきっちりと分けて生活しているという家族もいます