明確でない線引きと実態調査 家計を分けているかどうかの確認 世帯分離の問題

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本当に世帯分離されているかどうか、職員による「実態調査」というのがあるようです

明確な線引きがないのに、調査することなどできるのかと思いますが、明確な線引きがないから、実際に調査して確認してみるとも言えそうです

実際に調査するかどうかはともかく、届出に対する強力な「圧力」にはなりそうです

実態調査 世帯分離

世帯分離に関する実態調査とはどんな調査なのでしょうか…?

実際に住まいを見て、生活上の支払いに関する部分を確認して、世帯が分離しているかどうかの判断を行うようです

やっかいなところは、家計、生計が分かれていると確認できないとダメだという点です

家計簿を別々に作っておくことも方法のひとつと言えそうですが、ひとつの支払いを分割するなど手間がかかりそうです

家計管理問題 世帯分離

とにかく、認めるつもりがないので、あれダメ、これダメの連続になります

具体的に「これ」ということではなく、「家計、生計が分かれていることを確認できるもの」というのは難しいです

住民がこれだと提示しても、職員が「それでは確認できない」と言えば、無効になってしまうのですから、住民側には圧倒的に不利な条件です

しかも、行政の手続きに対しては素人である住民とその道のプロとの話し合いです

家計判断 世帯分離

物事には、証明しやすいものと証明しにくいものがあります

「やった」ことの証明はできても、「やっていない」ことを証明することは難しいと言われます

また、何に、いくらお金をかけるか、使うかは人によってまったく異なります

明確な線引きができないのは、人それぞれの価値感による違いもありそうです

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最初から分かれているのは問題ないのに途中から分かれることだけを問題視する矛盾 世帯分離の問題