「世帯分離」に関して、よく耳にする「ひとつ屋根の下でいっしょに生活し生計が一なら世帯はひとつ」という話…
世帯分離の手続きを拒む役所の職員が、「世帯分離できない理由」に使うこともあるようです
もしもこれが、住民票上の世帯構成を決める「条件」のひとつというのなら徹底的に守る必要があります
世帯を分離するところだけを問題視するのではなく、いつまでも世帯をいっしょにし続けている方も問題にしなければなりません
同居している子供が社会人となり、お金の管理は親と別々にすることになった時点、つまり、生計が別になったら世帯を分離しなければならない
同居している親と世帯を分けている子供が失業し、親のお金で生活するようになった時点、つまり、生計が一になったら世帯を合併しなければならない
住民票は、家族内の「お金の管理のしかた」が変わるだけで届け出るものですか?
ルールをつくり、そのルールを守る以上は完全でなくてはルール化する意味がありません
都合のよいところだけを見て、都合の悪いところは見ないというのでは話になりません
【まとめ】
生計が一かどうかは判断材料のひとつというだけで絶対的なものではない
世帯を分離することが問題なら、その逆についても問題にしなければルールとして整合がとれない