子供が年金所得しかない親と同居することになって生活が厳しくなってしまったケース…
本来ならば、収入が合算されることで生活がより安定するはずです
NHKスペシャル 老人漂流社会「親子共倒れを防げ」より
紹介されていたケースは、もともと年金所得しかない親は一人暮らしで生活保護を受給していました
そこへ息子が同居することになって状況が一変したということです
収入のある息子との同居が始まったことで、生活保護が打ち切りになったことが大きいと…
番組内では詳細な部分まで示されていませんので、不明なこともありますが、親は年金収入があるので、もともと満額受給していたわけではありません
不足分を補う形での支援だったと思いますが、息子の収入はそこまで達していなかったか、不安定だったのかもしれません
年収というのは、一般的に、昨年のことを指標にすることが多いので、昨年はそこそこの収入があっても、現在は減ってしまったということもあります
住民税の課税世帯と非課税世帯では、公的負担が違ってくることがあります
生活力の乏しい非課税世帯、高齢者世帯には、様々な生活支援策が講じられています
しかし、このケースでは少なからず収入のある息子が同居することで、これらの支援策も対象外になったり、利用者負担が増えてしまうことになります
息子の収入が安定しないことも原因のひとつと言えそうですが、家賃の支払いが滞っているなど、生活が厳しくなってしまったケースです